夕方以降の激しい運動はNG。深い眠りと最高の目覚めを実現させるコツ
朝起きたら、少しずつ「動」に移して
体温の下降に合わせて良い睡眠導入ができたら、今度は朝の目覚めです。深く質の良い睡眠が取れれば、目覚めた瞬間は比較的心地の良い感覚があると思いますが、この後の行動が重要になります。
午前中から正午過ぎにかけて、しっかり体温を上げることが、次の睡眠導入のスムーズさにつながります。朝、目覚めてから体温を上昇させるための運動を行いましょう。
身体を動かして神経を覚醒させ、体温を上昇させていきます。ダンベルなどの負荷をかけた筋トレもいいでしょうし、5~10kmのランニング(ここではある程度負荷の高い運動を目指しているため、ゆったりと走るジョギングよりも速いスピードがベターです)をするのもいいでしょう。
“軽い運動”よりも強い負荷かけて体温が上がることを目指しましょう。
睡眠の質は原始的なことで解決
人間が文化的かつ現代的な生活になったことで、動物としての機能が次々に失われています。睡眠もそのひとつであり、これを原因に体調や精神を崩してしまっている人も多いです。
しかし、これらの問題を解決するのは要る寝る前には身体を休め、目覚めたら活発的に身体を動かし、再度夜に向けて身体を休めるサイクルです。
感染症問題が始まってから通勤などのルーティンが失われ、自宅で昼夜問わず仕事ができてしまう環境にありつつあります。ぜひご自身で生活リズム・体内時計を調整するべく、睡眠前と起床後のエクササイズルーティンにチャレンジしてみてください。
<TEXT/柔道整復師・パーソナルトレーナー ヒラガコージ>
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