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現役セクシー女優が実名で語る、コロナ貧困の実態「収入は10万円以下に」

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コロナを理由に移り変わりが加速

「ここ数年、セクシー女優は仕方なくなる仕事ではなくて、なりたい子が憧れて目指す仕事になってきたことも感じていました。紗倉まなさんや三上悠亜さんのような、女子人気の高い女優さんもどんどん増えてきていて、イメージもよくなってきています

 だからこそ長く続ける人も増えていたし、私自身需要がなくなるまで、なるべく長くがんばりたいと思っています。でも、新型コロナのような外的要因を理由に女優さんの人数が増えすぎてしまうことで、女優さんの移り変わりが早くなってしまうことも心配です

 もともと人気商売ではあるので仕方ないところもあるのですが、できれば多くの女優さんが長く働ける業界であってほしいと思う。

 事務所の面接の数も倍増しています。『他に方法がない』と思って来ている女性もいるのかもしれないけれど、そういう女の子が買い叩かれたり、使い捨てられるかのように、ごく数年だけ働く業界になってほしくないという思いもあります」

夢のために上京し、帰る家もない

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 撮影の機会は日に日に減り、生田さんはオークションアプリなどに撮影で使用した私物を出品したり、自身の作品をSNSに紹介することでのアフィリエイト収入などで細々と稼いでいるといいます。それでも、彼女は「まだ女優を続けたい」と真剣な表情で語ります。

「私自身、この職業にあこがれてこの業界を目指したので、ここでコロナに負けて諦めていいのかという葛藤もあります。実家を飛び出して、夢のために上京して、仕事を辞めたので、帰る家もありません。正直、恋愛も、結婚もかなぐり捨てて、人生かけてやってきた仕事なんです。そう簡単に、売れないなら辞めたらいい、なんて思えない。

 私にできるのは、撮影オファーが来た時にすぐに対応できるように、シフト提出が細かい仕事や在宅でできる副業を選ぶことと、SNSでファンの方とたくさん交流することだけです。コロナが収束するのが先か、私が女優として食べていけなくなるのが先か……どっちか分からないけど、まだあがきたい」

<取材・文/ミクニシオリ>

【生田みく】
ライフプロモーション所属。1998年生まれ。身長144cmのミニマム美少女。2017年、セクシー女優としてデビュー。活動のかたわら、自らの挑戦をきっかけにハマったストリップ劇場について「note」で鑑賞日記を執筆することも。Twitter:@Miku_Ikuta

1992年生まれ・フリーライター。広告業界で絵に書いたような体育会系営業を経験後、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を中心に寄稿。Twitterでは恋愛・人生相談にも回答しています
Twitter:@oohrin

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