仕事で失敗する人間のほうが「圧倒的に成長できる」理由
居心地の良さは成長を阻害する
何ができていて、何が今の自分に足りないのかを、普段から意識できるような環境に身を置くことが成長に繋がります。私も以前は、成長の実感が全くない時期がありました。
任された仕事を無我夢中にこなしていましたが、ふと、今、築いている能力が一体何であるのか、誰にも強みを説明できなかったのです。多くの時間を費やして、一体何を獲得したのかと、愕然としました。
そこから自ら率先して機会を創り出し、自分を変えていくことで、少しずつ成長を実感するようになりました。私の場合は、ビジネスで成果を上げている著名人の方の書籍や、さまざまな企業を研究する中で、実務家として尊敬できる人をたくさん見つけ、自分の足りなさを知ることができました。
能力面での成長で意識していること
やはり、人それぞれジャンルは異なるにせよ、成長には学びは必要不可欠かと考えます。学ぶことで、多種多様な視点を知ることができるからです。私の能力面での成長には常に顧客がいることが多く、意識しているのは、誰の、どんな、課題に対して、どんな能力を高めていくことで貢献できるのかという視点です。
また、人の話をよく聞くことが好きで、これまで実務で出会った多くの方にインタビューさせていただいたことも、刺激を受けるきっかけとなりました。ただし、私の性格上、異業種交流会に参加して人脈を作るとか、社内の内輪で何となく仕事終わりに飲みに行くことや二次会にいくことが得意ではありませんでした。
そんな私でも、成長を積み重ね、今こうして皆さんにお伝えできるまでに成長することができています。