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バズるSNS投稿は「1行目」が勝負!すぐマネできる3つのポイント

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読ませる1行目の「つかみ」とは?

 最初の1行は、本や新聞でいう「見出し」だ。1行目が長いのは要するに、見出しなしでいきなり本文に入っているようなものなのだ。なお、言っておくが、最初の1行は「絶対に長くしてはいけない」ということではない。

 これから述べるのは、文章を書き慣れていない人でも簡単に、1行目で「つかみ」を作れるテクニックである。スマホで見て1行で収まらない文章でも、「読ませる文章」ならば、読む人は自然と引き込まれる。

 さて、以上を踏まえれば、心がけるべきことも見えてくるだろう。

 たとえば、投稿の導入文を短い感想で始めてみる。あるいは同じテーマで続けて投稿するなら、「~~~について①」などと連番を振るのもいいだろう。まさに「見出し」をつける感覚だ。

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※『バズる書き方』より

 投稿の最初の1行は短く、内容が端的であるほど理想的である。これを第一条件とし、どうしたら読者に「おっ?」と思わせられるかを考えてみるといい。

読後感や感嘆句から書き出すという手もある

 シェアする記事の読後感や、感嘆句から書き出すという手もある。

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 スマホで読まれる前提での1行だから、字数にすると最大25字といったところだろうか。あとから詳しく書くのだから、最初の1行に「説明」は不要である

POINT
・最初の一文は「見出し」のようなもの。論旨を短く端的に述べる。
・長々と説明するほど、読む意欲をそいでしまう。
・記事の読後感や、感嘆句から書き出すという手もある。

<TEXT/「HONZ」代表 成毛眞>

1986年日本マイクロソフト設立と同時に参画。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社の(株)インスパイア設立。2010年、書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。

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バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる

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いったい何を、どう書けば「バズる」のか? HONZ代表の成毛眞が教える、共感を呼び、最速で拡散させる最強のSNS文章術!

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