完全栄養食「ベースフード」を3か月食べ続けて感じた、メリットと難点
パンやパスタの主食だけで1食に必要な栄養素の大半をまかなえるという「ベースフード」をご存知だろうか。実際食べてみての味のレビューと、約3か月間続けて感じたよかった点、イマイチな点を紹介する。
「食べるものを考えるのが面倒」がきっかけ
ベースフードは、それだけで1食に必要な栄養素のほとんどをまかなえる「完全栄養食」という触れ込みの食品。主にパンとパスタの2形態があり、それぞれにいくつかのラインナップが用意されている。
筆者がベースフードを食べ始めたのは、「何を食べるか考えるのが面倒くさいけれど、栄養バランスは取りたい」という横着な理由から。
実はこれ以前にも、粉末を水に溶かして飲む「COMP」や、ドラッグストアで売られている「メイバランス」などのドリンク、おなじみのカロリーメイトなど、簡単に栄養が取れる食品をいろいろと試している。
それぞれ手軽さや入手のしやすさ、味など良さはあるものの、どれも「きちんと食事をしている感」があまり得られず、「簡単なもので食事を済ませてしまった」という後ろめたさがあった。
2回目からは定期購入に切り替えた
パスタやパンなら、この後ろめたさを解消できるのではと思い、試しに注文してみたのがきっかけだ。最初は単発購入で、2回目からは定期購入に切り替えて約3か月が経った。
定期購入は、商品の種類や個数を選んで申し込むと月1回まとめて届けられるしくみ。筆者はパンとパスタ各4食ずつを購入している。どちらも常温保存できるので、届いたらキッチンの隅に置いておくことができるのも便利だ。