イメージを押し付けないことが大事

　またハイスペックの男女のみが集まるアプリ「東カレデート」も客室乗務員が多いのでおすすめです。ただし東カレデートは審査が厳しいので、自分のスペックを高める必要があります。ステータスで選ぶ男性はステータスで品定めされるのがオチだからです。「この人は私が客室乗務員だから近づいてきたんだな」と思われたら、その時点で恋愛対象から外れてしまいます。

　たとえば「客室乗務員は〇〇だよね？」「客室乗務員だから英語はペラペラだよね」といった固定観念を押し付けると、「あぁ、私が好きじゃなくて客室乗務員が好きなんだな」と思われて、距離を置かれやすいです。どの職業にも言えることですが、職業ごとのアナログなイメージを押し付けると、窮屈な思いをさせてしまいます。

　1人の女性として接してくれてるんだな……と思わせるのは実は簡単で、メッセージで職業の話をしなければいいだけです。職業は相手のほうから触れてきたら触れる程度でOKで、それより「どんな人がタイプ？」「どれくらいフリーなの？」という風にパーソナルな質問をしましょう。

　恋愛系の話題は男女間で1番盛り上がる話題ですし、異性として見ているアピールを自然と行えます。

勤務先によってアプローチを変える

　さらに言うと、勤務先によって、アプローチの仕方を変えると良いです。「紅組」「青組」と呼ばれるような日系大手企業に勤務する客室乗務員と、LCCに勤務する客室乗務員では、仕事に対する考え方や価値観が変わるからです。

　日系大手企業に勤務する客室乗務員は、「選ばれし者」という自負が強く、プライドが高いので、職業をネタにしたいじりや“ディス”は絶対に禁物。逆に「客室乗務員の子ってすごいよね、すごく選考大変だったでしょ？」と相手をうまく持ち上げれば、距離を縮めることができますので、気持ちよく話をさせてあげましょう。

　LCCに勤務する客室乗務員は、日系大手企業に勤務できなかったことに対して、コンプレックスを抱えている場合が多いです。そのため「客室乗務員ってすごい仕事だよね」と褒めてあげることで、仲良くなれます。

　逆に「なんでA●AやJ●Lを受けなかったの？」「LCCと大きい会社って何が違うの？」といった質問は野暮なので、聞かないようにしましょう。客室乗務員は存在そのものが尊いのです。

　また客室乗務員はこれ以外にも、外資系のCAがいますが、マッチングアプリで出会えるのは日系のCAなので、割愛します。外資系のCAと出会いたかったらTinderを使うか、空港でナンパすると良いでしょう。