非モテ男5人がマッチングアプリに挑戦。半年間で彼女ができるのか密着<連載>
タップル担当:こだわり強めのマイペース男
◆中織ミチヲ(32歳)
声をかけていただいたのは約半月前のこと。
「今回『bizSPA!フレッシュ』で、マッチングアプリ企画をやることになったんですよ。興味ありませんか? できれば参加していただきたいです!」
日頃から仕事仲間であり、飲み友達でもある担当の頼みとあっては断る理由もなかった。かくして、ヘタレライター中織ミチヲ(32歳)は、bizSPA!マッチングアプリ部のメンバーとして名を連ねることになりました。
この空白の5年間、いい出会いがまったくなかったわけではありません。それなりに出会いはあったし、美味しい思いもしました。
ただ誰かと一緒に食事やデートに行っても「本気(マジ)で付き合いたい、彼女にしたい」という気持ちが湧きませんでした。選り好みするつもりはないけど、長期的にこの人を恋人として扱い、愛し愛されようとか、思えなかったのが正直なところです。
私はよく根が真面目だと言われるのですが、単に“こだわり”が強すぎる傾向があるのでしょう。
付き合うということを重く捉えるクセがある、ゆえに相手の属性(外見や性格、社会的立場、趣味の相違など)に少しでも不安要素があると、数回のデートを経ていい雰囲気になっても、自分から交際に持ち込むことはありません。もし相手に迫られるものならビビって逃げ出します。
恋愛において臆病なのか、回避依存症なのか、ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)的傾向が強いのかなって、自己分析しています。そんな私の“こだわり”についてですが、次回以降のレポートに否が応にも滲み出てくると思いますので、ここでは割愛します。
【タップル】
累計会員数:600万人
利用料金:1ヶ月プラン3,700円〜(税込、男性)、無料(女性)
特徴:サイバーエージェント運営
目的:恋活・婚活
Tinder担当:念願の初彼女を探し求める25歳
◆喜平(25歳)
マッチングアプリなんかには全く向いていないと思っていた。顔に自信がないとか低収入だとかいろいろ外部的な要因も並び立てられるのだけど、最大の理由はイチから人間関係を構築することへの面倒くささがあったのだろうと思う。
半年前、4年間友だちとして仲よくしていた女性に告白して、フラれた。だから長い時間をかけて人間関係を育んだり、LINEのやりとりを続けたりすることにあんまり意味を見出せなくなってきている。生まれてから25年間、僕(喜平と申します)には彼女ができたことがない。
そんなことをグダグダ言っていても、やっぱり恋人はほしい。なのでどうせ向いていないとは思いながらも、マッチングアプリをはじめてみました。僕はTinderです。まわりの友だちから「やっている」と聞くことも多くて、無課金でもけっこう会えたりするのだとか。
【Tinder】
有料会員数:411万人(全世界)
利用料金:2,200円〜
特徴:外国人利用者の多さ
目的:恋活・婚活
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近日中に公開予定の次回はマッチングアプリ部の5人がプロフィールの設定に挑戦する様子をレポートする。お楽しみに。
次回⇛<非モテ5人がマッチングアプリに挑戦。プロフィール設定に悪戦苦闘>に続く
<構成/bizSPA!マッチングアプリ部>