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高卒・契約社員から、転職で30代・年収1000万円に。どんな転職をしたのか

キャリア

 誰もが夢見る高年収。とはいえ、現実には20代サラリーマンの給料なんてたかが知れています。国税庁が発表した「平成30年民間給与実態統計調査」によれば、25〜29歳の平均年収は男性404万円、女性326万円でした。

年収 お金

※イメージです(以下同じ)

 今回インタビューをさせてもらった中沢茂樹(仮名・31歳)さんは、地方の商業高校を卒業後、中小企業の経理の事務職からキャリアをスタートしました。その後、リクルートの契約社員を経て、現在は外資のパッケージソフトの法人営業を行っています。

 30代で年収はすでに1000万円を超えています。どのようにキャリアを築いてきたのかを詳しく聞きました。

給与が上がらなかった事務職時代

 中沢さんは、地方の商業高校(当時の偏差値は50程度)を卒業後、中小企業の経理の事務職(契約社員)としてキャリアをスタート。

 要領よく実務をこなし、経理事務の経験を着実に積んでいきました。元来、真面目な中沢さんは、仕事をしながらも簿記2級の勉強を続け資格も取得します。

「資格の取得や実務もしっかりとやってきたという思いに反し、入社から3年経を経ても給与はほとんど変わりませんでした。正社員になれる見通しもはっきりとしないことに歯がゆさと焦りを感じることが多くなりました。そのような中、人材紹介媒体(〇〇ナビ)の広告が目にとまり、どのような選択肢があるのかひとまず見てみることにしました」

 紹介会社の担当者と話しても、不況が続くなか、すぐに正社員になれそうな印象は持てませんでした。担当者からそのときに紹介されたのが、リクルートの営業職(契約社員)です。

勤勉さアピールでリクルート契約社員に

ビジネス

「この提案にその場で快諾はしませんでしたが、悩んだ末に応募することにしました。リーマンショック以降、“スキル”、“キャリア自律”という記述が目に留まるようになり、キャリアは自分でつくっていくしかないという思いが芽生えはじめていたからです」

 高校在学時には、剣道部の部長も務めた中沢さんは、経理の事務という畑違いの職種にはいたものの、営業にも活かせる決断力があり、高いコミュニケーション能力を持っていました。

 簿記2級保有など法人営業に応用できる知識や経験が多く、担当者の目にもそのように映ったのでしょう。この担当者の見立ては正しく、中沢さんはリクルートの営業職(契約社員)に内定し、転職します。

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