無印良品のレトルトカレー4種を比較。プロが「間違いない」と評価したのは
4:たっぷりの挽肉と生姜で体ポカポカ
■ ジンジャードライキーマ
辛くてスパイスの効いたカレーを探しているなら「ジンジャードライキーマ」(350円)を手に取れば間違いないはず。
インドとジャパニーズのハイブリッドな美味しさが得意のMCC食品が手掛けるこちらの商品。ネーミング通りジンジャー(生姜)を効かせたカレーなのですが、ショウガ以上にシナモンやクローブなどのスパイスがガシガシ香るエッジの立ちまくりのキーマカレーなんですよね。
辛さはけっこう攻めた辛口仕立てで、唐辛子の辛味をジンジャーがさらにアシスト! 食べ進めるごとに体がカーッと熱くなってくるのですが、たっぷりの挽肉からあふれ出す旨味で濃厚美味なキーマを楽しませてくれます!
少量の挽肉をルーで伸ばしたキーマレトルトも多いなか、挽肉をどっさり入れてくれているところも嬉しいポイント。辛口がOKならぜひトライしてもらいたい逸品です。
辛さ ★★★★☆
香り ★★★★☆
具材 ★★★★☆
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今回紹介した4アイテムはジャンルがそれぞれ違うので甲乙つけ難いですが、香りと辛味とたっぷりの挽肉で楽しませてくれるジンジャードライキーマがイチオシです! カーッとくる辛さと弾ける香りをご自宅でぜひ。
余談ですが、2020年4月から新しい食品表示法が適用され無印レトルトの製造メーカーがわかるようになったんですよね。製造メーカーに注目しながら食べてみると自分との相性など新しい発見があったりしますよ。購入する際のひとつの目安にもなるので注目してみて下さい。
<TEXT/カレー研究家 スパイシー丸山>