ホテルのスタッフに怒鳴り出して…GoToキャンペーンで気付いた彼の本性
宿泊所によっては東京都民限定の格安プランを打ち出すなど、依然として注目を集めている「GoToキャンペーン」ですが、利用した人の中には悲惨な体験をした人もいるようです。
神奈川県在住で、IT企業に勤務している松本友恵さん(仮名・25歳)は、この夏にGo To キャンペーンを利用して、彼氏と2泊3日の旅行に行くことになりました。
ぎっしり詰まったスケジュールに絶句
「彼とは、昨年の末ごろから付き合い始めたんですが、お互いに仕事が忙しくて、会うのは月に1回あるかないかぐらいの期間が続いていました。ようやく時間が取れるようになったと思ったら、今度はコロナで会えなくなってという感じだったので、彼に旅行に誘われたときは嬉しかったです。だから、あんな悲惨な旅行になるとは思ってもいませんでした」
松本さんを旅行に誘った彼は、大ハリキリで旅行の計画を立て、旅行代金も全て出すとのこと。自分も払うと主張した松本さんに対し、彼は「Go To キャンペーンもあるから俺持ちで良いよ」と告げたそうです。
「行き先は聞いていたんですが、具体的なプランについては当日のお楽しみとのことで、知らないまま当日を迎えました。どんな旅行になるんだろうとすごく楽しみにしていたんですが、彼の車に乗った時に自作の旅のしおりを見せられて不安になりました。というのは、1分単位でスケジュールがぎっしりと詰まっていたからです」
ゆっくりしている時間は皆無
初日に回る予定の観光地の数は10件近くあり、普通なら2、3日かけて回るようなスケジュールで、「こんなに回れる?」と尋ねる松本さんに対し、彼は「大丈夫だよ」と笑っていたのだとか。
「それでなんとなく安心していたんですが、現地に着くと彼の顔つきが変わりました。怖い顔をして観光地を回り出して、ゆっくりしている時間は全くナシ。私は日焼け止めを現地で買おうと思っていたのに、途中でコンビニに寄る時間さえ作ってくれませんでした」
移動に次ぐ移動で昼食さえもゆっくりできず、かなり過酷な観光地めぐりだったと言います。