塩昆布はサーモンとあえるのが正義。口の中でトロける感動体験
キャベツだけじゃもったいない。
ごはんのお供として何かと便利な「塩昆布」。みなさんはどのように活用していますか? ざっくり切ったキャベツに揉み込んだり、野菜炒めの隠し味として入れたり、使い方がマンネリ化してしまっている人も少なくないはずです。
そこで今回は、塩昆布がもっと輝く! 主役級おつまみ「とろけるサーモン」の作り方をご紹介したいと思います。
味付けは、塩昆布とオリーブオイルだけ
まず用意するのは、刺身用サーモン。大概のスーパーではおいてありますし、コンビニで切り身が売られていることもあります。切り身でもかまいませんし、サーモン以外の魚がミックスされた“お徳用切れ端”を買うのもアリ。
これを一口大に切り、細かく刻んだ塩昆布とオリーブオイルを加えて混ぜ合わせます。分量は、サーモン10センチ程度(スライスの場合20切れ程度)に対して塩昆布大さじ1とオリーブオイル大さじ1。
塩昆布はキッチンバサミで切るのが簡単です。サーモンはボウルの中で和えても良いですが、ビニール袋の中で合わせると、洗い物がなくて便利かもしれません。
冷蔵庫で半日置くと、さらに美味!
10分程度なじませてすぐに食べるのも十分美味しいですが、冷蔵庫で数時間おいておくと昆布の旨味が浸透して、まろやかな味わいに変化していきます。理想的には半日程度おいておくのが良いですが、注意点としては、衛生的な観点から清潔なまな板や包丁を使うようにしましょう。
味が馴染んだサーモンをお好みの皿に盛り付けましょう。仕上げに青ネギを少々散らすと華やかな印象に。
食べてみると、昆布の旨味とサーモンの甘味、オリーブオイルの爽やかな風味が相まって、口の中でとろけていく感動を味わえるでしょう。
さあ、グルメなおつまみを自作して、食欲の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか?
<TEXT/食文化研究家 スギアカツキ>