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29歳女子が見つけた「バズるツイート」のコツ。きっかけは“ホテル紹介投稿”

学び

バズるツイートを生み出す秘訣

 嬉しい声も届くようになり、それがモチベーションアップにもつながっているそう。

「最近は友達だけでなく『さかかなさんのツイートをみて泊まりに行ってきました』と言ってくれる方が増えてきました。ホテルの魅力をTwitter上で友だちに話している感覚なのですが、その投稿をきっかけに、知らない人の行動を変化させて『よかった!』と感想をもらえることは、とても嬉しいです」

 ここまで高い確度でツイートをバズらせることができる秘訣についても聞きました。

バズ狙いのときは“共感のフック”を作り出すことを意識しています。ホテル紹介の投稿では、『私もここに行きたい』と見た人の気持ちに変化を起こすことをゴールにしています。そのためには、読み手にとって必要な情報は何かじっくり精査しながら、140文字という短いテキストと写真に過不足なく詰め込むようにしています」

紹介で副収入も。ツイートが副業に

さかかなさんTwitter

さかかなさんのTwitterアカウント

 特にここ数か月では、このホテル紹介が副業にも繋がり始めたという、さかなさん。

「基本は自分がプライベートで行ったホテルを紹介していますが、今ではホテルさんからPRのお仕事も少しずついただけるようになりました。謝礼をいただけるものから、報酬なしで宿泊無料といった気軽なご相談も多いです」

 さかかなさんは本業で、不動産賃貸事業会社の情報システム担当をしています。本業に活かすつもりでTwitterの研究を始めたため、副業として収入をあげるよりも、ナレッジを自分自身に蓄えるために行っているそうです。

「以前いた販促や集客イベントの部署でSNS運用を始めることになりました。マーケティングの専門部署もないので、社内で初めての試みでした。しかし、たまたまホテル紹介のツイートがバズったので、バズった考察をしてみたりと、デジタルツールを使ったマーケティングの思考方法を自分を題材に身につけるようにしていきました」

 Twitterでスピード感を持ってPDCA回せたことで、どんどん施設紹介ツイートのノウハウが溜まっていったと話します。

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