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「他に手段がなかった」22歳女子大生がSNSで見つけた新しい働き方

学び

動画編集の仕事を請け負うように

 加えて、2019年の夏くらいからは動画編集の仕事も請け負うようになったそう。

「高校時代の自主映画制作で動画編集の知識は多少あったので、そのスキルを活かしてクラウドソーシングで5000円程度の動画編集をスポットで請け負うようになりました。もともとエンタメが好きなので、自分の特性にも合っていると考えました。YouTubeの動画が多かったのですが、手元に素材が来るまで詳細はほとんど伏せられていて、掲載先も知らされないことがほとんどでしたね」

 2年生になった2019年の9月頃からはフランスへ留学。この期間は実家から生活費の支援があったそうですが、東京の家は一度引き払ってしまったため、次の引っ越し費用を貯めるために「ライターや動画編集の仕事は一部続けていた」と話します。

「2019年の冬くらいからは、とある企業の公式インスタグラムをお手伝いしています。ざっくりしたテーマをいただいて、それについての投稿を作るのがメインの業務です。これにはライターとしてのスキルが大いに活かせています」

新型コロナの影響で留学から早期帰国

海外旅行

 これまでの経験を活かして、フランスでも多少の収入を得ることができた夢水さん。そんな折に、全世界的な新型コロナウイルスの流行で、帰国を余儀なくされます。

「本当は2020年8月に帰国予定でしたが、新型コロナの影響で3月後半に帰国して実家のある岡山に戻りました。大学の授業もオンラインになったので、すべて自宅で受けています」

 思わぬ形での早期帰国となった夢水さんですが、帰国後はこれまでの仕事が、さらに発展していったそう。

「ちょうど4月に入ってSNSのタイムラインで『動画編集者を探している』という投稿が流れてきて、それがきっかけで、新しくYouTuberの動画編集を担当することになりました」

 専属での仕事に大きなやりがいを感じているほか、収入の安定にもつながったそうです。

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