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渡部建のような「多目的トイレ」利用は多い…管理者が明かす困った実態

暮らし

場所は多目的トイレだけではない…

 過去に一度でも警備員に発見されていれば、常習することもなく報道によるダメージもいくらか和らいだのかもしれません。

「本来の利用者である介助が必要な男女や夫婦の方まで、今回の報道であらぬ疑いの目を向けられてしまうので言語道断です!」とデベ夫人は憤ります。

 また、男女が盛り上がってしまうのは多目的トイレだけとは限りません。

ビルの暗い非常用階段もとても多いです。よくあるのは最上階の屋上に出る手前の踊り場ですね。ビルの正面玄関が閉まる21時以降はむしろビル内の警備が強化されるのですが、それを知らない男女が盛り上がってしまうのです。

 暗がりでお楽しみ中に警備員に懐中電灯で顔をバッと照らされ、社会人として非常に恥ずかしい経験をすることになります」

もしも“行為”が発覚したら?

手をつなぐカップル

 このような破廉恥行為は、年に2、3件は発覚するといいます。発見された男女はどうなるのでしょうか。

「ビルの就業者と判明したら、もれなく名前をお聞きして、その会社の総務部に通報しています。キャリアに傷がつくでしょうし、左遷や転職する方もいるでしょう。

 AVの見過ぎでシチュエーションプレイを楽しみたい気持ちがあるとしても、セキュリティに発見されるリスクが非常に高いことを肝に銘じてください。どうしてもプレイがしたいなら、共用部でなく会議室とか専有部のほうがまだマシですね」

 男女の営みであれば、犯罪とまではいかないので厳重注意で済みますが、なかには明らかに犯罪の匂いがする目的外利用もあるとデベ夫人は語ります。

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