パソコンが届かない!入社1週間後のフルリモートワークで試される即戦力
モニタ・パソコンが足りない!
「業務効率という点では、ハード面が不足した影響が大きかったです。会社から支給されるはずのモニタとパソコンの支給が遅れたり、自宅のポケットWi-Fiの回線がうまく繋がらなかったです。結局、他のスタッフが使っていた会社支給のものを利用するなど、まともに仕事ができる環境が整うのに2週間はかかったと思います」
さらにスタッフ間とのやり取りや業務の連携なども一苦労したといいます。
「私たちの業務は、案件によって業務の幅や資料の作り方などが全く異なります。業務自体は前職で経験があるので、全く分からないわけではないのですが、案件ごとの全体像や前提が見えず、細かい指摘が想像以上に増えました」
フラストレーションも溜まりやすい
「また、以前の職場と比べて、会社が意図したことと私の理解が違う点はかなり多かったです。挨拶も特に交わしていない関係なので、お互いフラストレーションも溜まりやすくて。都度、ビデオツールやチャットで聞き直す行為のストレスが半端なかったですね(笑)。
ただ、私は業務の経験者なのでまだマシです。私と同じタイミングで入社した新卒社員がいるのですが、彼はもっと大変そうでした」
しかし6月になりようやく業務や他のスタッフとの連携もスムーズに進むようになり、大藪さんも少しずつ手応えを感じ始めたといいます。週の半分以上はリモートワークになることが決まっていますが、当初感じた「不運」よりも「意外と幸運だったかも」と考えるようになれたとか。