Facebookでビデオ会議ができる新機能「Messengerルーム」。アカウントがなくてもOK
Webページをタブ単位で画面共有
画面共有機能では、デスクトップ全体の共有やウィンドウ単位に加えて、Google Chromeで開いているWebページをタブ単位で共有することも可能だ。
部外者がビデオ通話に入ってくることを防ぎたい場合は、参加者全員が入室した後に主催者がルームをロックすることもできる。
バーチャル背景も利用可能
スマホやタブレットでは、バーチャル背景を使うこともできる。自分のビデオ画面上に表示されている顔アイコンをタップして、「背景」タブから使いたい背景を選べばよい。
さらに、顔アイコンをタップすると表示されるメニューの「アクティビティ」タブでは、参加者同士でARを使ったゲームを楽しむことも可能。ボールを打ち合ったり、頭の動きでキャラクターを操作して障害物をよけたりといった、シンプルながら画面越しでも盛り上がれそうなものが用意されている。
その他のモバイルならではの機能として、画面下部の白丸をタップして通話画面のスクリーンショットを撮影することも可能だ。オンライン飲み会で記念撮影をしたい場合などに役立つ。
ビデオ通話ツールの選択肢が増え、どれを選べばよいかわからなくなっている方も多いかもしれない。Messengerルームの強みは、Facebookや Messengerからスムーズにビデオ通話を開始できる点だろう。日頃からFacebookでコミュニケーションをとることが多いなら、プラットフォームを変えずに利用できる手軽さがメリットになりそうだ。
<TEXT/酒井麻里子>