在宅勤務でメンタルが危険水域に…会社員27歳を救った意外な“仕事”とは
本業と比べると小さな案件だったが
「そのクラウドソーシングの案件をやっているうちに、こうすれば売り上げアップにつながるんじゃないかっていう方法が見えてきたんです。提示されていた依頼内容を考えるとやりすぎな感じもしましたが、その方法を提案してみることにしました」
すると、クライアントにいたく感謝されることに。
「とても熱い感謝のメッセージをもらえて、それがすごく嬉しかったんです。何度も繰り返し読み、恥ずかしい話ですが、声を上げて泣いてしまいました……」
この経験が精神安定剤のような役割を果たして、ようやく本業のリモートワークも集中してできるようになったとのこと。その後も本業に差し障りのない程度で、クラウドソーシングの案件を受けているそうです。
― 特集 新型コロナ・若者の憂鬱 ―
<TEXT/和泉太郎 イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>