ダイソー、セリア、キャンドゥ…3大100均「ケーブルバンド7種」使い勝手を比較
6:話題づくりに役立つ「猫型」バンド
猫のしっぽ部分が変型自在なケーブルバンドになったユニークな製品。話題のきっかけづくりとして活躍しそうなアイテムだ。
ただし、他の変型タイプのバンドに比べるとやや固く、頻繁に曲げ伸ばしをするには少々面倒。そして、これを言ったら身も蓋もないが、純粋に実用面を考えると、猫の部分は邪魔になってしまう。
使い勝手優先ではなく、話のタネとして面白いアイテムを持ち歩きたいという人向けだろう。また、しっぽをフック型にして机の上で輪ゴムホルダーとして使うなど、ケーブルバンド以外の用途でも使えそうだ。
7:カチッと止めるタイプのプラ製クリップ
こちらはプラスチック製のクリップ型。両端の凹凸を合わせることでロックできる構造になっている。写真の「小」は、内部の空間の高さが1cmほどで、スマホケーブル1本を束ねるのに適したサイズ。
他の製品のように「巻く」「曲げる」といった動作が不要で、雑にまとめたケーブルも挟んでしまえば一瞬でまとまる手軽さが特徴だ。
ただし、閉じるのが簡単な一方で、ロック部分がやや固いために片手では開けづらい点が気になった。個体差はあるかもしれないが、少々残念なポイントだ。
ケーブルバンドで束ねておくだけで、必要なときにスムーズに充電ケーブルを使えるようになる。カバンの中でケーブルが絡まりがちという方は、ぜひ活用していただきたい。
<TEXT/酒井麻里子>