ダイソー、セリア、キャンドゥ…3大100均「ケーブルバンド7種」使い勝手を比較
3:欲しいケーブルに最適なスリムタイプ
キャンドゥには、ミニサイズのバンドも売られていた。構造は上述のダイソーのワンタッチタイと同様で、3分の2がループ面、裏面の3分の1がフック面になっている。
幅1cm、長さ15cmと細身かつ短めなので、収納時にかさばらないのがメリット。スマホなどの短いケーブルを束ねるなら、このくらいの長さがちょうど良いだろう。
この手のアイテムには「いかにも100均」という感じの原色のものも多いが、これは落ち着いたスモーキーカラー。安っぽさを避けたい人にもおすすめできる製品だ。
4:スマホスタンドにもなる変わり種バンド
シリコン製の幅広のバンド。中にスチールが入っており、軽い力で自由に曲げ伸ばしができる。サイズ的には2本のケーブルをまとめて束ねるのにちょうど良いくらいの長さだ。
ユニークなのが、全体を山形に折り曲げることでスマホスタンドとしても使える点だ。ただし、一度曲げるとその場所に凹凸が残り、伸ばしても完全にまっすぐには戻らない。
そのため、変型を繰り返すと全体が微妙に波打ったような状態になってくる点は少々気になった。
5:扱いやすい自由変形タイプの小型バンド
こちらも自由に曲げ伸ばし可能なバンド。幅0.8cm、長さ12.5cmとスマホ用など細身のケーブル向けサイズだ。
弾力のある樹脂製の素材は手ざわりがよく、表面に刻まれた凹凸のホールド感も高い。また、内部の鋼製ワイヤーが適度に柔らかいので片手でも扱いやすい点も魅力だ。
今回試した7種類のバンドのなかで、最も使いやすいと感じたのがこの商品だ。
ケーブルバンドは出先で使うことが多いアイテムだけに、簡単に巻いたり外したりできることが重要だが、このバンドはワイヤーの柔らかさやサイズ感などの面で、それを満たしてくれている。