上司に評価される人・されない人の「決定的な違い」
評価されない部下の行動とは?
評価されない部下も、頑張っていないわけではない。「こうしたら会社はもっとよくなるかもしれない」と考えて、いろいろな提案をしているのに、なんで全然評価してもらえないんだろう……そうやって苦しんでいる人も少なくないだろう。
決して頑張りが足りないわけではないんだけれど、少しその頑張りの方向性が違ってしまっているのかもしれない。実現できたら素晴らしいことだけど、非常に大きなお金や時間がかかり、上司が苦労するような提案ばかりしてしまっているのかもしれない。
もちろん、「上司が大変になりそうだから、このアイディアは引っ込めておこう」というのは正しい姿勢ではない。でも「上司のことなんかどうでもいい。会社にとって素晴らしいアイディアだから上司は苦労してでも社長に話を通すべきだ」というのも、実は間違っている。
「会社にとって素晴らしいアイディアがあるが、これを上司が通すのは大変だろう。まずいったん上司に相談はするものの、『前準備や社内調整は全部自分でやります! 最後のプレゼンの構成のレビューだけお願いできませんか?』というお願いをしようかな」、こういう姿勢がもっとも歓迎される。
大上段に構えた提案もいいが、なるべく上司の視点も考えて、彼らの負担を減らすこと。そのような考え方で動いてみると、一気にあなたの評価が上がるかもしれない。
<TEXT/Shin>
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