コント師・ハナコ、一番感動したナイナイとの共演「スターのオーラを放っていた」
新作DVDは「なぜか女装ネタが多くなった」
――今年の全国ツアー「タロウ4」の模様を収めた新作DVDが12月25日に発売します。単独名義では第2弾となりますが、発売されるにあたってどんなお気持ちですか?
秋山:新ネタが一気に見れるので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います! ただ、「まだ2本目か」って気持ちもあって。ラバーガールさんみたいに、棚に並んで圧倒されるぐらいもっと出したいです。
岡部:今回のDVDのなかでもUber Eatsの配達員をやってる「行かないで」っていうコントとかすごい好きですね。なぜか女装ネタが多くなっちゃったんですけど(笑)。そこも楽しんでもらえたらと思います。
菊田:見どころは……(しばし空中を見つめた後に)2人の言ったことがすべてです(笑)。
――「タロウ4」のエンディングでは、ファンク・バンド「思い出野郎Aチーム」の楽曲が使用されています。
秋山:岡部なんですよ、そういう縁を持ってきてくれるのは。
岡部:この前、単独ライブで使わせてもらった曲(繋がったミュージック)のMVにも出演させていただいたんですけど、大好きだからめちゃめちゃ嬉しかった。バナナマンさんとSAKEROCK(星野源、浜野謙太などで結成されたインストバンド。2015年解散)みたいな関係性になれたら最高ですよね。
「自分のなかに軸を持つ」ことで結果も
――ハナコさんように思うような結果が出ず、悩んでいる20代のビジネスパーソンも多いと思います。そんな方たちにメッセージをお願いします。
秋山:どうせやるなら、熱量の高いことをしたほうがいいと思います。僕はそこに正直にやってきて楽しくなったので。まずは自分が熱中できることを探してチャレンジみてみてください!
岡部:もともと僕らも事務所のなかで“くすぶってた組”なんです。とくにキャラクターもないし、「お前らどうやって売れてくの?」みたいに言われてた。ただ、僕らはコントが好きだったし、周りも面白いって言ってくれるから、そこだけは信じてやり続けて。結果はその先についてきた気がするんですよ。だから、まずは自分のなかに軸を持つといいと思います。そのうえで夢中で取り組めば結果も出てくるはずです!
菊田:僕はどんな状況でも自分を愛してあげてほしい。くすぶってる自分を過保護にしたらいいと思う。そうすれば、おのずと道は開けます!(ドヤ顔で)。
<取材・文/鈴木旭 撮影/スギゾー>
【ハナコ】
菊田竜大、秋山寛貴、岡部大からなるお笑いトリオ。3人ともワタナベコメディスクール12期生の出身、2014年に結成。キングオブコント2018で優勝。「お笑い第7世代」として数えられる。12月25日に単独ライブの新作DVD『タロウ4』が発売予定