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「幹事無料」特典をこっそり利用し続けた男…ミスが招いた悪評

学び

 忘年会で街が盛り上がるこれからのシーズン。参加するだけなら気楽なものですが、調整する幹事さんは大変ですよね。今回はあえて幹事を引き受け続けた男性の“しくじり体験”をご紹介します。

飲み会

※画像はイメージです

 山田祐樹さん(仮名・32歳)はここ5年間ずっと会社の忘年会や納涼会の幹事を担当しています。皆が押しつけ合うような役回りを率先して引き受けているようですが、そこには幹事ならではの役得があるようです。

皆が嫌がる幹事を率先して引き受ける

「僕も最初に担当することになった時は『面倒くさいなぁ』って思ってましたが、慣れてくるとさほど苦にならなくなってきました。うちの会社は飲み会の参加が必須なので、少しでも自分が得できるようにしようかなと」

 上司の食事の好みや女性社員が喜びそうなデザートを把握していたため、チョイスした店に対して不満が出ることはなかったようです。それに加えて、山田さんは予約サイトを使った店選びの際に必ずチェックするキーワードがあるようで……。

「20人くらいの団体で予約をすると、幹事1人分の費用がタダになるお店があるんですよ。忘年会の1次会の費用は1人5000円ほど。みんな実費で出していますが、僕はほとんど支払ったことはありませんでした」

 会計時ともなると他の社員は酩酊しており、集金している山田さんが実は支払っていないことに気づく同僚はいなかったそうです。

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