「定額制音楽配信サービス」何を使えばいい?人気DJが厳選した4種
ヒップホップ好き必見の日本未展開サービス
「まずApple Musicですが、4つのなかでは平均点が高い印象ですね。音楽ジャンルはオールジャンルが揃いますが、プレイリストも情報のスピードも、音楽を仕事にしている自分には少々もの足りなく感じるときもあります。
続いてSpotifyは、インスタのストーリーにシェアするのが容易にできるので相性がいいんです。デザインもオシャレだし、やはり独自の世界観がありますね」
では、唯一の国産サービスであるLINE MUSICは?
「こちらはJ-POPの最新曲を知るには一番いいですね。音楽を能動的に発信するタイプではなくてもライトに楽しんでいる層が一番使っているのがLINE MUSICなんです。
LINEの友達のなかで流行っている曲がわかる機能などもあるので、若いコと話が合わなくなってきたらチェックしたほうがいいですよ(笑)」
ちなみに日本一キャバ嬢にモテるラッパーと言われるt-AceやCREAMなどがサービス内のランキング上位に来るのも、ユーザー像を表しているとか。そんな同氏がもっとも愛用しているのは……。
「実はTIDALなんです。これは日本では未展開なのですが、僕が一番待ち望んでいるストリーミングです。ラッパー初のビリオネアになったJAY-Zが出資するサービスで、ヒップホップの情報が早く、独占配信されるライブ映像なども魅力的なんです。
ただ本心を話すと、それぞれ特色があるから、3つくらいは利用してみるといいと思います。昔は月に1枚はアルバムCDを買っていたのと同じくらいの値段ですから」
【DJ YANATAKE氏】
人気ヒップホップDJ。ヒップホップDJとして活動し、block.fm『INSIDE OUT』やZeebraが立ち上げたネットラジオ局WREPの編成局長を務める
― プロが使ったもの一覧 ―