肩こりを解消する「肋骨・背骨ツイスト」1日左右3回ずつでOK
椅子に座って仕事をすることが当たり前になった現代、肩こりは当たり前となって騒がれなくなりました。
嫌なものだけれども、仕方ないと諦めてしまっている方も多いはず。今回は肩こりに効く変わったエクササイズをご紹介します。
肩こりの根底は肋骨と背骨にもある
みなさんは肩こりを感じた際、頭蓋骨から肩口までの首筋に手を当てると思います。しかし、そこは自覚症状を与えている氷山の一角に過ぎず、原因は他の場所にも隠れています。肩関節周辺の問題解決として、たびたび注目されるのが肩甲骨です。肩関節の土台となる骨で、この骨がバランスよく動かないと、さまざまな筋肉に悪影響をもたらし、苦痛につながっていきます。
実際に肩甲骨を適切に動かすだけても、肩関節周辺の問題が解決しやすく、それに合わせたエクササイズはもちろん、近頃ではマッサージやストレッチの世界でも「肩甲骨はがし」などといった背術が注目されています。
この肩甲骨の動きをさらによくするためには、肋骨と背骨の動きに注目するといいでしょう。肩甲骨と肋骨や背骨の動きは連動しており、肩甲骨単体の動きを良くするよりも、肋骨たちの関節可動域を一緒に確保してあげるとより効果的です。
一般の方向けのエクササイズでは肩甲骨だけのものが多く、肋骨や背骨へのアプローチは少なかったように思えます。肩こりの原因となる関節をさらに良くするためにも肩甲骨だけにとらわれず、肋骨や背骨にまで目を向けてみましょう。
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