海外旅行で役立つ「賢いお金の使い方」3つ。本当にお金を使うべきコトって?
3.現地でしかできない体験にお金をかける
前述の現地ツアーのように、体験にお金をかけるのがおすすめです。マリンスポーツ、トレッキング、イルカと一緒に泳ぐ、気球に乗ってみるなど、日本でなかなかできない体験にお金をかけると一生忘れられない思い出になるでしょう。
私が今まで体験して印象に残っているものを紹介します。
・カメラマンが半日同行して家族の写真を撮ってくれるフォトツアー(キューバ)
・ラクダに乗って散歩するキャメルライド(ヨルダン)
・高校の同級生5人で楽しんだパラセイリング(グアム)
・初めての海外ドライブ(ニュージーランド)
個人差はあると思いますが、衝動買いしてしまった買い物は10年も経てば、まったく覚えていません。憧れの海外ブランドや、記念品を買うのに反対はしませんが、「せっかく来たから」「安いから」と不要なものをたくさん買うと後悔します。
海外旅行は気分もハイになっているので、支払い直前に「日本に帰国した後でも本当に使うかな?」と自問自答してみてください!
4.値切り交渉は節度を持って
これは若かった過去の自分へのメッセージでもありますが、みなさんが日本よりも貧しい地域を旅する時は、できるだけたくさん観光地でお金を払ってあげてください。もちろんボッタクリする悪い人もいるので、注意は必要です。
ただし、現地のタクシーやショップでの支払いを10円単位で値切り交渉するくらいなら、快く払ってあげるのも「アリ」かなと思います。大学時代は1円でも安く値切り交渉するのが楽しくて、タイやインドで300円を100円にするのに1時間粘ったりしたことがあります。
それはそれで当時の楽しい経験となったのですが、彼らも生活がかかっているので「300円くらい気持ち良く払ってもよかったのにな……」と思い返すことがあります。値切り交渉自体も旅の醍醐味なので、もちろん挑戦してもよいですが、冷静に、節度を持って楽しみましょう。
また、たとえチップが不要の国でも、良いサービスを受けたら(または受ける前に)気持ちばかりのチップを支払ってあげると、信じられないくらい喜ばれます、相場は料金の1割程度です。ぜひ次回の旅行で試してみてくださいね!
<TEXT/まり>