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<漫画>100度の高温サウナで体験した“ととのい”の向こう側

コラム

あれが「サウナトランス」だったのか!?

 最後の感覚はサウナーの間では「ととのう」や「サウナトランス」と呼ばれるようです。

 私もその言葉の存在は知っていましたが、実際に経験したことがなく、具体的にどのような感覚になるのかわかっていませんでした。しかし、ラクーアでサウナに入浴した際、ついに体験してしまったのです。

 3度目の水風呂を終えたときに呼吸をするとふわっと意識が朦朧としてフラつき、「あれ? のぼせたのかな?」と思ってイスに座っていると、体がビリビリし始め、全身を血液が駆け巡っているのがわかるのです。

 これがもう、病みつきの気持ち良さなのです。

 サウナブームを巻き起こした漫画『サ道』(タナカカツキ・著)によると、サウナと水風呂を繰り返すことで、毛細血管がその度に伸縮し、ポンプのように血液を先へ押し出すとのことです。

 その結果、脳に大量の酸素が送り込まれ、快感ホルモンを分泌し、陶酔状態を作り出すのだとか。

 ちなみに普段エアコンの中で生活していて乱れてしまった自律神経も整えてくれるみたいです。サウナは良いことばかりですね。

私がサウナトランスに到達するまで

 人によってサウナトランスに到達できる入り方は異なるようですが、今回の私の入り方をご紹介します。

1) 70度の低温サウナ(10分)
2) 22度の水風呂(1分)
3) 80度の中高温サウナ(10分)
4) 17度の水風呂(1分)
5) 椅子で休憩(3分)
6) 100度の高温サウナ(10分)
7) 17度の水風呂(1分)
8) イスでサウナトランスを体験

 ラクーアはサウナの温度も豊富で、それに合わせて水風呂も22度と17度で選択することができるため、サウナトランスを体験しやすい環境が整っているのかもしれません。

 なぜなら、70度のサウナへ入って水風呂が17度しかなければ冷たすぎますし、逆に100度のサウナへ入って水風呂が22度しかなければぬるすぎるのです。サウナ入浴において重要な点は「水風呂」と言いますが、まさにそれを感じた一日でした。

 その他にもラクーアには「ロウリュ」や「アウフグース」などサウナを満喫する為の設備が整っておりますのでぜひ行ってみてください。

 さぁ、皆様もご自身に合ったサウナ施設とその入り方を見つけてみてはいかがでしょうか。

<取材・文・漫画/zzz(ズズズ)@zzz_illust

会社員兼イラストレーター。SNS公開の漫画「そろそろ婚活始めます。」が多くの方に読まれ、今は会社員として働きつつ、イラスト・漫画制作を行っています。「とりあえずやってみる」がモットー

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