TOHOシネマズ、26年ぶりのチケット値上げ。20代男子はどう感じる?
「反対」と回答した20代男子の言い分は?
まずは多数派となった「映画鑑賞料金100円値上げに反対」という人のコメントを見ていきましょう。
「ただでさえ高いと感じる料金がこれ以上あがると、さらに足が遠退く」(28歳・フリーター)
「娯楽にかけるお金が増えてしまう」(26歳・学生)
「もうすでに高いと思う。ポップコーンも買っているので」(24歳・フリーター)
「映画館が近くにあるわけではなく交通機関を使わないといけない場合も多く、それを合わせるとかなり高くなる」(20歳・フリーター)
このように、もともとの値段設定が高い、ポップコーンや交通費を払うと、1つの作品を観るためだけにかなりの金額になってしまいます。
「少し値下げしたほうが全体の売上が上がる」?
また、下記のような意見もありました。
「少し値下げしたほうが客単価は下がるが、全体の売上は上がると思う」(29歳・会社員)
「値上がりすればするほどレンタルDVDで済まそうとしてしまう」(24歳・会社員)
最近は公開後にそこまで時間をあけずにレンタルDVDやネット配信されることが多く、さらには値上げによって映画館から足が遠のき、配信やレンタルDVDなどで満足する人が増えていくのは必然的に思えます。
今後、さらに客数が減ってしまえば、再度値上げするようなことも出てくるのかもしれません。
「値上げに賛成」と回答した20代男子の意見
続いて「映画鑑賞料金100円値上げに賛成」という人のコメントを見ていきましょう。
「映画館離れが進んでいて、経営も苦しくなっていると思うので」(20歳・学生)
「映画館の運営に資金的に繋がるから」(26歳・会社員)
「仕方ないと思う」(23歳・会社員)
「映画は好きな人多いし、100円上がったくらいで観に行く人が減るとは思わない」(22歳・学生)
「頻繁に映画館に行くわけでもないし、100円くらいなら大丈夫だと思った」(23歳・無職)
100円くらいの値上げなら気にならないという声や、映画館の経営状況を心配する声が多く上がりました。
また「通常で値上げしてもナイトなどで観るから。また、クオリティが上がるならより良い」(28歳・その他)と、料金改定のない時間帯で映画鑑賞するという意見も。
映画が好きな人や、映画館の存続を望む人たちは100円値上がりしたとしても映画館には行きたいと思うようです。