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20代ビジネスマンの正しい家選び「近い駅の遠く」がベストな理由

学び

 こんにちは、経営者を仕事としております、出口知史です。

 これまで私は経営者としてさまざまな人間模様を目撃してきました。なかには、意識の高い若手ビジネスマンに人気の堀江貴文さん(ホリエモン)のような、一握りの天才というのも存在しました。

ビジネスマン

※画像はイメージです(以下同じ)

 一方で、私も含めた数多くは、能力的にはそんなに違いはない、ごく普通のサラリーマン(あるいは経営者)です。本連載では私が日々の経験を通じて得た教訓を、多くの“普通の会社員”に向けて伝えていきたいと思います。

住む場所と通勤時間について

 今回は、住む場所と通勤時間についてです。通勤時間って、仕事をするという基準で考えるとムダですよね。電車内でできる仕事はほとんどないでしょうから、言ってみれば、生産性の低い時間となります。

 そうした時間を減らしたり、もしくは自分が自由にコントロールできる時間をなるべく多くしたりして、生産性の高い時間を増やすのが仕事をする上では理想的でしょう。

 現にエグゼクティブと呼ばれる人が運転手つきのハイヤーで通勤しているときは後部座席で仕事をしているようなシーンが想起されます。でも、そんなことが実現できる人はごく一握りの選ばれし人間でしょう。普通の人にはできません。

 今回は勤務地が都市部にある人の場合に限定して、ひとつの考え方を示したいと思います。

そりゃ便利な駅の近くに住みたいけど…

 もちろん都市部からアクセスの良い駅の近くに住むのが理想です。東京都内であれば山手線の内側? 山手通りの内側? うーん、せめて環状七号線の内側になるのでしょうか。でも当然、家賃は高いので、そんなところに安心して住めるのは一握りの人です。

 そんなことを言うと、意識の高いビジネスマンからは「時間を有効に使うためには、数万円くらい余計にかかるのなんて小さいことで、とにかくオフィスからアクセスの良いところに住むべきだよ」と注意されてしまうでしょう。

 しかしながら、手元のお小遣いをちょっとでも多く欲しいと思う多くの普通の若手サラリーマンにとっては、ややハードルが高いのかもしれません。

 そうなると、どこに住むのがいいのでしょうか? 結論として勧めるのは、職場に近い駅の遠くに住むことです。さらに、築古(不人気物件)でも構わず、若者のうちは住みましょう。

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