<漫画>“引きこもりの息子”の部屋に突入した「頑固なオッサン」が知った衝撃の事実
世の中の常識が目まぐるしく変化する現在。LGBTQやセクシュアル・ダイバーシティ(性の多様性)についてきちんとした教育を受けてこなかった人たちも多いかもしれませんが、そうした考え方を柔軟にとらえたいものです。
上司にお茶を注がない女性、メンズブラ愛用の部下、そして引きこもりの息子……“最近の若者”が理解できない沖田誠48歳の姿を描いた『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(LINEマンガ)が現在、第3巻まで好評発売中です。
今回、同作を好評連載中の作者・練馬ジム先生(@nerima_zim)にインタビューを実施。作品名が決まった経緯、個人的な萌えポイントについて聞きました。また、インタビューの最後には『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』から、引きこもりの息子の部屋に入った誠が価値観をアップデートするきっかけを描いた「3~4話」を特別公開します!!
【インタビュー前半】⇒<漫画>メンズブラ愛用の部下…48歳サラリーマンが“最近の若者”が理解できないと嘆くワケ
【マンガ】⇒『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』を1話から読む
「おっさんのパンツ~」タイトルの由来は?
――作品名が決まった経緯を教えてください。
練馬ジム:作品名をよくびっくりされるのですが、個人的にはものすごく気に入っています。身近にあるプライベートなものの代表として下着をタイトルにしてるのですが、「対して親しくもない人に自分の下着の事で口出されたら ちょっと嫌だな」って感情は多くの人に共感してもらえる。
ただ、一方で、下着よりもっとプライベートなはずのセクシュアリティの話になると関係ない人が口出ししてきて、その言葉に傷ついたり、窮屈な思いをしなきゃいけない……でもそんな思いは本来しなくてもいいはずなのでは?という考えを提示したくてタイトルのパンツに気持ちを託しました。
ありがたいことに読んで下さる方々のおかげで なんとか連載を続けられています。ありがとうございます。
おじさんを描くときのこだわりは?
――おじさんの描き方に、どこかこだわりを感じますが、特に大事にしている部位を教えてください。
練馬ジム:キャラクター感としては、見てて飽きないアグレッシブなおじさんを大事にしてます。作画で気をつけていることはBL出身なのであまりイケメン(セクシー的な意味でも)にならないようにと気をつけていたのですが、読者さんからイケオジというお言葉もいただくので、まだまだ描き手として未熟だなと痛感しております。