レンジでお米を美味しく炊きたい!1980円「レンチンご飯釜」を試してみた
レンジで炊飯はアリなのか!?
パスタ、煮物、圧力鍋調理……。最近ますます“レンチン仕様”のキッチンツールが増えています。その中でも注目すべきは、「レンジでお米を炊くこと」。100均でも“炊飯マグカップ”が登場しているようですが、その実力はいま一歩のようです。そもそもレンジ調理でおいしいごはんが炊けるのでしょうか?
そこで今回は、老舗耐熱ガラスメーカーのHARIO株式会社から登場した「ガラスのレンジご飯釜1~2合」(税込1980円)を体験してみました。おそらくレンチン炊飯器としてはハイスペックでしょうから、その実力について素直にレポートしてみたいと思います。
まずは、届いた商品を並べてみた
さっそく、箱から出してみました。入っているのは大きく3つ。
① ガラス本体(耐熱温度差120度)
② フタ(外フタと内フタが取り外し可能、ポリプロピレン製、耐熱温度140度)
③ 計量カップ(0.5合分、ポリプロピレン製、耐熱温度120度)
簡単な取り扱説明書が添付されていますが、ガラス表面に炊き方が書かれているため、説明書をいちいち確認しなくても使うことができます。
全体的にシンプルなフォルムで洗練されているのは、さすがハリオ。強いて言えば、フタの構造が複雑になっている(おいしく炊くための工夫でしょう、炊飯器と比較するとだいぶシンプルですが)ので、食洗機を持っていなければ、洗うのがやや面倒かもしれません。
それでは実際にお米を炊いてみましょう。
2合の白米を炊いてみたら…
説明書通りに、2合分の白米(無洗米)を計り、2合メモリまで水を注いで、1時間浸水。その後、600ワットで12分加熱。レンジの庫内で15分蒸らしました。そしてレンジの扉を開けたところ、確かにご飯がちゃんと炊けているではないですか! 見た感じ、大成功の予感です。
ところが、やけどに気をつけながら釜を取り出して、気がついたのです。庫内の底に大量の吹きこぼれを発見してしまいました。
レンジのメーカーや性能によって、このような自体は起こらない可能性はあるので、一概には言えませんが、吹きこぼれが心配であれば、1合を炊いてみて様子を見ると良いかもしれません。とにかく、庫内をきれいに掃除しつつ、大事な試食に移りましょう。