海外旅行でのトラブル事例&回避術。世界55か国を制覇した旅ブロガーが紹介
海外旅行初心者にとって心配なのが外国でのトラブル。
私も過去にいくつかのトラブルに遭遇しました。一番よく聞くのはスリ・盗難です。その他にも病気になったり、事故に巻き込まれて車が数時間動かなくなったり、記憶をたどると思いのほかたくさんありそうです。
今日はシチュエーション別に起こりそうなトラブルと、トラブルが起こった時、起こる前にできることをご紹介していきます!
旅行中のトラブル① スリ・盗難
幸運なことに、私自身はスリや盗難に遭遇したことはありません。というのも危険だと言われている渡航先ではかなり警戒していますし、スリに遭わないようなカバンや財布の持ち方をしているからだと思います。
一緒に旅行した友人や家族は何度かスリに遭っていますが、全員警戒心が不足していました。
もっともスリに合いやすいのはヨーロッパの地下鉄、駅。次はアジアも含めた繁華街のメインストリート。日本と同じように数分、荷物を置いてトイレに行くのはとても危険です。
最近はiPhoneの盗難も増えているので、むやみに机に置きっぱなしにするのはやめましょう。
【「スリ・盗難」を防ぐ方法】
・必ず海外旅行保険に入っておく
・現金は大量に持たず小分けにしておく
・ヨーロッパの地下鉄ではカバンは身体の前に
・ブランド品や高そうに見えるアクセサリーは身につけない
【トラブルが起きたあとの対応】
・気持ちを早めに切り替える
・現地の警察に届ける(戻ってくることはほぼありませんが保険申請のため)
・時間がなくて届出できなくても保険会社へ相談する
スリ・盗難は海外旅行初心者が高確率で遭遇するトラブルです。現金以外は保険でカバーされることが多いので、とにかく早めに気持ちを切り替え、すみやかに警察へ届け出をし、保険会社に連絡しましょう。
自分が傷つかなかっただけよかった。勉強代になったと割り切って、残りの旅行を楽しむことに集中したほうがずっと良いですよ!
旅行中のトラブル② 病気
これまでの数十回の海外旅行のなかで、過去に2度病院に行く機会がありました。
1度目はブラジルで40度近く熱がでて日帰り入院。2度目は今年のゴールデンウィークに行ったラオスで足全体を南京虫のような虫に刺されて診察してもらいました。
この他にも腹痛や発熱は何度か経験しています。ブラジルやラオスのケースは事前に防ぐすべはありませんでしたが、腹痛の原因は現地での食事である可能性が高いのである程度自分でコントロールすることができます。
【「病気」を防ぐ方法】
・必ず海外旅行保険に入っておく
・普段使っている薬を持っていく(特に腹痛)
・屋台の食べ物を食べない
・水道水を飲まない
・ガイドブックや口コミを確認し、清潔で安心なレストランで食事をする
【トラブルが起きたあとの対応】
・ホテルに相談し、病院を紹介してもらう
・薬をもらうか薬局に買いに行く
・保険会社へ相談する
個人差があるので一概には言えませんが、私の場合38度前後の熱や、少しお腹を下している程度であれば持参した薬を飲んで様子を見ます。
食あたりなど原因がある程度わかっていれば1日休むことで回復するかもしれません。
もし心当たりもなく不安であれば現地の病院に受診しましょう。保険に入っていなければ莫大な請求をされることがありますが、診断料が数十万、数百万円というのはアメリカくらいです。
ブラジルでは超高級病院に半日入院して5万円。ラオスは薬代を含めて5000円でした。命にかかわる病気だと大変ですから、必ず海外旅行保険に入ってトラブルに備えるようにしてください。