花粉症を悪化させる/改善させる食べ物。コンビニ食品にもオススメが
今年は記録的暖冬で、花粉飛散のピークが例年より早くやってくると言われています。
ツラい症状があっても、なくならないのが食欲。花粉症の人が避けるべき食べ物、食べたほうがいい食べ物ってあるのでしょうか? 料理教室「M-cooking-studio」主宰の料理研究家・松村眞由子さんに解説してもらいます(以下、松村さんによる解説)。
スパイスやアルコールなどの刺激物は避ける
まず花粉症の人が避けるべきなのは、粘膜を刺激しやすい豆板醤や花椒などのスパイス。鼻などの粘膜が刺激されて症状を悪化させやすくなります。
また、アルコールには血管を拡張させる働きがあり、鼻づまりや目の充血が余計に酷くなってしまう可能性が。
アルコールは肝臓で分解されると「アセトアルデヒド」という有害物質となり、ヒスタミンを発生させアレルギーを悪化させます。
食物繊維や発酵食品を積極的に
花粉症を改善するために有効なのが「免疫力を高める」ということ。人間の免疫機能は、腸に60~70%が集まっているといわれているため、腸内細菌の働きをよくすることが大切です。
逆に、免疫機能を低下させる食品添加物やトランス脂肪酸、糖類を多く含む菓子パンやスナック菓子は、食べ過ぎに注意です。
腸内環境を整えるのによいとされている食物繊維を多く含む野菜や発酵食品は積極的に摂るようにしましょう。