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仕事を「嫌々」から「つい夢中になってしまうもの」に変化させる方法

学び

仕事を「嫌々」から「ついつい夢中になってしまうもの」に

「嫌々仕事をしていては成果は出ない。ついついやってしまう、というテンションで仕事をすることで、自分も幸せだし能力もついていく」というロジック自体は理解できたとしても、「そんなことは到底自分には出来ない」「好きなことも得意なこともない自分は、とにかく毎日我慢しながら過ごしてお金をもらうしかない」と思う方が大半だと思います。

 正直、ぼくもそうでした。仕事で成功したい、上に行きたいと思っても、どうしたらそれができるのか皆目見当がつきませんでした。とにかく自分にムチ打ち努力を重ねる……それしか当時の自分には思いつきませんでした。

 しかし、そのようなやり方を続けていると、いつの間にか心や体にガタがきてしまいます。人は、いくら金や生活のためだといっても、嫌なことをずっと続けていられるほど強い生き物ではないのです

 なるべく早く、仕事を「嫌々やるもの」「我慢するもの」から「ついつい夢中になってやってしまうもの」に変化させる必要があるのです。

 では、どうすれば仕事をそのようなものに変化させられるのでしょうか。

「ハッピーになる瞬間」を洗い出し、そこに自分の仕事を寄せていく

ビジネスマン

 ぼくのオススメのやり方は、「自分がハッピーになる瞬間をたくさん洗い出し、それを仕事に応用していく」というものです。

 ぼくの場合、下記のようなときに幸福感を感じます。

・自分の意見が他の人に聞いてもらえる
・他の人に「なるほど、そういうことか!」と気づいてもらう
・よくわからない問題を構造化し、解決する
・新しいことを学び、自分のものとする
・大勢の前でプレゼンテーションをし、感銘を受けてもらう
・仲の良い人たちと楽しくディスカッションをする
・自分の作った作品が多くの人に読まれたり見られたりする

 なので、なるべく上記のようなタイミングが多くなるように、仕事を自分でコントロールするように工夫しています。人と話したりプレゼンすることができないような地道な作業はなるべくやらないようにし、逆にそのような機会が多い仕事には積極的に手を挙げる。

 そうやっていくと、仕事をしていても楽しいし、どんどん練習量を稼ぐことができるので、上達もしていき、お客様や上司から信頼もしてもらえるのです。

 みなさんもぜひ、自分がハッピーになる瞬間を洗い出し、それを今の仕事に寄せていってみてはいかがでしょうか。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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