「女の子しか生まれない」「コックピットケアーがきっかけ」パイロットとCAの社内結婚あるある|職場ミステリー
結婚すると仕事は続ける?辞める?
付き合っているカップルは、フライト先が違うのにいちゃいちゃしているから一目瞭然だったそうです。一時の恋愛か、あるいは結婚かは、前述のように育った環境が類似しているカップルが多かったため、だいたいの予想がつくのだとか。では結婚すると仕事を続けるCAは多いのでしょうか。
「結婚したら仕事をやめて家庭に入る人が多いですね。基本的に激務ですから。でも継続する人ももちろん、います。産休を2年取った先輩もいました。福利厚生がしっかりしているので、少し休みたいという理由で子供を作る人もいたし、産休手当も出るので2年おきに子供を作って3人目を産んでやめるという人もいましたね」
また子供を産んでから、実際に子育ては向かないと悟った人は、給料の大半をベビーシッターに払って、復職する人もいたそうです。
「仕事している方が楽と言っていた先輩も多く、このケースは相手がパイロットではない場合です。パイロットと結婚の最大のメリットは、夫が長期間家にいないこと。亭主元気で留守がいい、というではないですか!」
女の子が多いのは昔からCAあるある
さらにパイロットとCAが結婚して生まれた子供に女の子が多いのは、昔からCAあるあると言います。
「今日ちょうど先輩から連絡があって、CAの娘さんがパイロットと結婚して女の子が誕生したそうです。昔からCAあるあるなんですけど、女の子ばかりですよ。20代の頃と早くに仕事をやめて、普通の人と結婚した元CAは、たまに3人位産んだら1人くらいは男の子が生まれることもあるそうですが、私の知る限り、パイロットと結婚したCAは娘さんしか生まれませんね」
たまたま偶然なのか。今でも未解決な職場ミステリーだそうです。
<取材・文/夏目かをる>
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