【インチキ占い師を見極める方法】「断定」してくる人は要注意!プロの占い師に聞いた
占い師の紹介文の中に「断定」があるなら注意が必要
ーインチキ占い師の特徴を踏まえて、本物の占い師を探す際に気をつけるべきことも教えてください。
「そうですね。見た目ですが、やはり所属する占い会社によっては『先生、占い師っぽくしてください』という依頼もあったりするため、水晶やタロットを持っていたり、ベールをかぶっている方もいます。
その方は仕事上そうされている方もおりますから、見た目で「うさんくさい」と判断すべきではありません。やはりそうなると、気を付けるのは文面だと思います。占いの会社や本の編集者が書いたチラシのキャッチコピーなどはヒキが強いものを好むので、断言することもありますけど、占い師の挨拶で自分が書いた文面で、さもすべてが見えるように断言している内容の方は、あまり信用しない方がいいでしょう。
なので、占い師の挨拶や思いを書いた文章から判断することをお勧めします」
商品購入を勧めてきた時は完全にアウト
ー占い中や占い後など途中で「インチキかも…」と気づいた時は、どのように対処するべきでしょうか?
「インチキかもと気づいた場合は、占い中の場合はさっさと退散するよりほかありません。嫌なことを言われた場合は左から右へ流して、嫌な目にあったけど厄払いだと思って学びにしてください。
占い後にインチキかもと思った場合は変なものを買わされないように個人情報は漏洩させないことです。そもそも何かを売りつけてきた時点でインチキなので、そういうときはスルーして、手を引くことが大切ですね」
星エレグヤマさんが伝授してくれた「インチキ占い師」の特徴の他、商品購入の営業をかけてきた時はインチキ確定。明らかに対象者にメリットしかないことを持ちかけてくる時は、身構えて慎重になるべきだろう。
<取材・文/キジカク>
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星エレグヤマ
日本生まれ日本育ち。大学卒業後、会社員を経て渡韓。韓国で修士号取得、大学院で学んだことを活かし、韓国で通訳・翻訳・経営に携わる。同時期に恩師であるキム・ソイに出会う。キムの的確な鑑定に感動し、弟子入りを志願。何度か断られるものの受け入れられて、日本人で初めてキムの弟子として現場で修行を積む。現在は占いチャットアプリ「Chapli」「uranow」にて活動中。
星エレグヤマさんの公式HP:http://elegyama.com/
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