年収600万円以上のハイスペック20代男性の「婚活が難航した」意外な理由
婚活が難航した理由③ “運”や“タイミング”
やっとの思いで、初めての交際が成立したハヤトさん。しかし交際成立から約1週間で、お相手からの突然の交際中止連絡が届きます。
結婚相談所では、並行して複数の方と「仮交際」(※結婚を意識したお付き合いができる人かどうかを見極める期間)することが可能です。そのため、お相手にはすでにある程度親しくなった交際相手がいるなんてことも。お相手の交際が急に進展した場合、自分に落ち度がなくても交際中止になるのです。
自分の力で直せる明確な理由があれば納得感を得やすいですが「何か悪いところがあったわけではないけれど交際を断られる」となると消化できない苦しさが残ります。ハヤトさんもそんな思いで悔しく辛い気持ちを私に伝えてくれました。
ご縁をできるだけ掴んでほしい
多くの方の活動を見守ってきて思うのは、自分にとって大切なパートナーとの出会いがあった時に、はじめてそれまでの交際中止も含めて肯定できるということです。あの時の出会いも別れもあったから、今この人との出会いに繋がっていると感じられると、全てが報われた気持ちになります。
だから“ひとり”ではなく私たちアドバイザーと“ふたり”で歩むのです。「運とタイミングに左右されることもある活動だからこそ、ご縁の機会をできるだけ掴みにいくことを大切にしてほしい」とハヤトさんに伝えました。
活動開始から1年になる頃、ハヤトさんから「来月退会します」と連絡がありました。結婚したいとは思うけれど、1年でいったん区切りをつけて気持ちを切り替えたいとのこと。「あと1カ月ですし、せっかくなので後悔のないように、できるだけ色々な人に会ってみます」(ハヤトさん)。