「本当にやるべきこと」を為すための時間の使い方。売れているビジネス書ベスト10
心理的安全性を高めて最高のチームを作ろう
「心理的安全性」とは、周りの人の反応を気にしたり、羞恥心を覚える心配もなく、自然体の自分をさらけ出せる環境のことを指す言葉です。この心理的安全性を確保することによって、チームのメンバーのパフォーマンスを最大まで引き出すことができます。
心理的安全性を高めるためには、「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」の4つの因子があるそうです。この4つの因子を高めると、メンバー同士の風通しがよくなり、お互いに助け合い、新たな発想や企画が生まれやすくなる組織を作ることができるのだといいます。
心理的安全性を高めるためにすぐできることは掛ける言葉を変えてみること。「ムリでしょ」と頭ごなしに否定するのではなく、「その視点はなかった!」とまずは肯定してあげること。こうしてフレーズを言い換えることでチームの雰囲気はどんどん変わっていきます。そんな魔法のような言葉を55個集めたのが『心理的安全性をつくる言葉55』(原田将嗣、石井遼介(監修)、飛鳥新社)です。
柔軟な思考を手に入れるために考えるコツ
東大生・京大生にこの10年でもっとも読まれた本『思考の整理学』の執筆者である故・外山滋比古さんの新刊『やわらかく、考える。』(PHP研究所)です。
この本では柔軟な思考を手に入れるためのコツが分かりやすい言葉で書かれています。柔軟な思考をするためには不要な知識を捨てることが重要だそうです。たとえば、子どもが天才的な発想をすることを目にすることがありますよね。子どもは知識で頭がいっぱいになっていないからこそ、頭を自由に働かせることができるのだそうです。
不要な知識は持ち合わせていても無駄であり、かえって頭が凝り固まってしまいます。「柔軟な思考をするためには頭の中を空地にしておくことが必要」だと外山さんは言います。この本を読めばひらめきとアイデアが溢れ出すかもしれません。
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<TEXT/本の要約サービス flier(フライヤー)>