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W杯芸人すがや、現地の熱狂を語る「グループリーグの主役は日本代表」

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 サッカー日本代表がドイツ・スペインを撃破し、日本国内でも大きな盛り上がりを見せたW杯カタール大会。2022年12月18日に行われた決勝戦をアルゼンチン代表が制し、「最後のW杯」と公言していたリオネル・メッシ選手が有終の美を飾った。

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W杯カタール大会決勝戦 ©日本雑誌協会

 さて一方で、文化や習慣が大きく違う上、日本人が訪れることも少ないカタールという国について、私たちが知らないことも多い。そこで、カタールで現地観戦した、お笑いコンビ「カカロニ」のすがやなおひろ氏@sugayazinho)に、本業の傍ら現地観戦を決めた経緯、さらにはカタールでの文化ギャップや、滞在中に感じたことを忌憚なく語ってもらった。

街全体が“サッカーのフェス”をやっている

──今回、カタールまでW杯を観に行った理由はなんですか?

すがやなおひろ(以下、すがや):M-1の予選で落ちたのが1番大きな理由ですね。でも、仮に勝ち進んでいたとしても0泊でドイツ戦だけ行こうと狙っていました。

──これまでも海外でW杯観戦には行っていたんですか?

すがや:海外のW杯観戦は、2014年のブラジル大会が初めてでした。その時は、サッカー王国ブラジルで開催されるなら、一生に1度の思い出をつくるつもりで行ったんですよ。でも、W杯観戦って1度行くとやめられなくなってしまうんです。多くの人が同じ気持ちだと思います。

カタールで見た「不思議な光景」

カカロニ すがや

「カカロニ」のすがやなおひろ氏

──どんなところが魅力なんですか?

すがや:世界中の人々が集まるお祭り感ですね。スタジアムではもちろん、それ以外でも街中でユニフォームを着ていると、他の国の方から「おぉ! 日本、いい選手いるよな!」って声をかけられたりします。そうやって、知らない海外の方と、一緒にボール蹴って遊んだりお酒を飲んだりするので、街全体が“サッカーのフェス”をやっている感覚というか。開催中は24時間お祭りの雰囲気に包まれています。

──サッカー強豪国とは言えないカタール。盛り上がりはいかがでしたか?

すがや:カタール対オランダを観戦しました。強豪国でなくても、開催国の試合は盛り上がるだろうと思って行ったんですが、途中で帰っちゃうサポーターもたくさんいて……。選手にもそんな雰囲気が伝わったのか、あんまり熱のこもった展開にならないんですよ。「勝っても負けても、ありがとうカタール」みたいなボードを持ってるサポータがいたんですけど、開始15分くらいで掲げてて、「それ負けた時にやるやつだろ!」ってなりましたよ(笑)。

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