面接官がもらい泣き…前職時代の「壮絶パワハラ」のおかげで20代女子がなぜか転職成功
今ではブラック企業に感謝するワケ
「都市部であれば社会人経験のある人材を積極的に教員として採用していると聞きますが、地方の現場ではまだまだ社会人経験採用は少なく、私の履歴を話すと同僚からも珍しがられます」
麻里子さんは言います。
「“学校以外の世界を知っている・過酷な環境で生き抜いてきた”という自負があるので自信を持って教員の世界で働けています。そういう意味では前職にとても感謝しています」
麻里子さんは業務後や休日の空いた時間を利用して、最近では習い事や婚活を始めたと言います。一瞬の判断、転職がその後の人生を大きく変えることがありますが、過酷な経験がおおいに活かされる素敵な事例もあるようです。
<TEXT/瀧戸詠未 イラスト/zzz(ズズズ)@zzz_illust>