面接官がもらい泣き…前職時代の「壮絶パワハラ」のおかげで20代女子がなぜか転職成功
面接官全員が泣いた!?ブラック企業苦労話
「採用試験の合格通知が来たときに泣きましたね。友人たちが合コンやらデートやらでキラキラしているなか、私は貯金を切り崩して生活をし、大学生にまじって教育実習に行き『一人だけおばさんがいる!!』と小学生になじられたのもいい思い出です」
麻里子さんは辛そうな思い出も楽しそうに話します。
「採用試験の面接で前職での話を聞かれました。長時間労働で体を壊した話や激務、パワハラの話を正直にしたところ、その場にいた面接官が涙ぐんでいました。年配の女性面接官にいたっては『よくがんばりましたね』とねぎらいの言葉までかけてくれたんです」
モンスターペアレンツもどんとこい!
とはいえ、教員も大変な仕事だったのではないでしょうか?
「『教師になった』と言うと『大変だね……』とみんなから言われますが、前職より全然マシです! というか天国ですね。まず毎月、しかるべき金額の給与がきちんと期日に払われますから(笑)」
麻里子さんは笑顔で続けます。
「成績をつけたりする学期末は確かに忙しいですけど、前職のように深夜1時まで勤務することもありません。モンスターペアレンツの問題ももちろんあります。先日も『運動会の衣装がうちの娘に合わないから変えてほしい』とゴネた保護者がいましたが話し合いの末、納得してもらいました。
夜中に突然呼び出してきたり、決裁された資料や企画をひっくり返した挙句、『今日中に修正をあげろ』と理不尽なことを言うクライアントや社長より数倍マシですよ」