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「5W1H」では足りない。成果を出す人が意識する「目標細分化」のコツ

学び

行動できる人だけが成果を出せる

会社員

 いかがでしょう。ずいぶん具体的になりましたね。見比べてみると一目瞭然なはずです。

旧)新規顧客へのアプローチ
新)月間の新規契約目標を達成するために、飲食業の新規リストに対して、明後日までに私とCさんで、面談依頼のメールを100件送る。うち3件で面談意向を獲得する

 このように具体化することで、実行するイメージもつき、行動を起こしやすくなりますね。繰り返しになりますが、ハイパフォーマーが成果を出せるのは実行するからです。そして実行するための秘訣は、あいまいなアクションではなく、できる限り行動を具体化しているからです。

 よく仕事において「モチベーションが重要だ」という言葉を聞きます。もちろん仕事におけるモチベーションは重要なものですが、残念ながらモチベーションが高いだけでは成果にはつながりません。モチベーションの高い低いに関わらず、行動できる人だけが成果を出せるのです。ある意味、成果を出せるからこそ仕事のモチベーションも上がっていくのかもしれませんね。

 PLANができたら、最後にもう1度だけそのPLANを見直してみてください。誰がみても同じレベルで理解できるレベルに具体化できているだろうか。これが次のDOでもある「実行の壁」に立ち向かうための秘策です。ぜひ実践してみてくださいね!

<TEXT/キャリアコンサルタント 荻野純子>

株式会社FCEトレーニング・カンパニー 代表取締役社長。大手人材会社にて、法人営業・キャリアコンサルタントとして活躍後、⼀部上場経営コンサルティング会社にて採用研修業務に従事。2010年FCEトレーニング・カンパニー立ち上げに合流。講師として企業研修3000回、受講者数は5万人を超える。導入企業のリピート率は90%以上。著書に『xDrive 質問がPDCAを加速する』(キングベアー出版)がある

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