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関水渚、「アニメ話」で仲良くなれた高杉真宙との共演「撮影を重ねていく同志に」

暮らし

ゆったりと、自由に楽しめる映画

関水渚

――来年は大河ドラマ『どうする家康』が決まっています。撮影は始まっているのでしょうか。

関水:はい、すっごくワクワクしています。前のドラマでも一緒だった野間口徹さんが兄役なんですけど、アドバイスをくださったんです。監督から「今のだとこういう風に聞こえるんだよね」と言われたときも、野間口さんが「緊張しているだけだよ。それでそう聞こえちゃうだけ。

 もっと声を落としていえばいい」と言ってくださったり、すごく的確にアドバイスしてくださってありがたいです。私が演じるお田鶴という役もとても素敵な役で、すごく前向きな気持ちになれているので、成長できるといいなと思いながら臨んでいます。

――ありがとうございます。最後に読者にひと言お願いします。

関水:長崎俊一監督の映画は、どれも本当に芸術作品のようで、いろんなことをゆったりと感じることがとても多いです。「亜子が感じたまま演じてください」と監督から言っていただいて、私も常にいろんなことを感じていました。

 出来上がった作品も、ゆったりと、自由に楽しめる映画だと思います。いろんな役からいろんな感情を、「この人に共感するな」「映像がきれいだな」、あるいは「ちょっと分からないな」でも感じてもらえたらいいです。

<取材・文・撮影/望月ふみ ヘアメイク/伴まどか スタイリスト/後藤仁子>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

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