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実家を「リバースモーゲージ」は要注意!不動産業界のウラ用語

コラム

A.持ち家を担保にして借金する金融商品

 リバースモーゲージは、主に銀行などの金融機関が扱う金融商品。

自宅(土地を含む)を担保にして、自宅に住みながらお金を借りることができる」というものです。死亡時に担保を銀行が売却し、融資額を回収。お金が余ったら遺族に分配されます。高齢者が対象で、55歳以上や65歳以上などの年齢制限があります。

“会社を定年退職し、再就職がままならず現金収入が少ない。でも自宅は愛着があって売りたくない”という人に向けた商品なのです。なんとなく、高齢者にとってメリットのある商品のような気がしますが、世の中甘くはありません。特に、相続人に当たる世代は要注意です。

 まず、借りられるのは不動産の評価額の50~80%までです。例えば、評価額が3000万円の場合は2000万円前後借りられます。

 もし、親が予想以上に長生きして、限度額に達してしまったら? その時点で家は銀行に取り上げられ、親は家を追い出されてしまうのです。また、売却した時に借金より低い価格でしか売れなかった場合は、相続人が残額を支払わなければなりません。

 そのため、リバースモーゲージは相続人の同意が必要になっています。もし親に「リバースモーゲージしたいから承諾して」と言われたら、聞き流さずに真剣に検討しましょう。

Q.「カラ電」って何?

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※画像はイメージです(以下、同じ)

「カラ電したらすぐに契約が決まった」

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