「エントツ」タクシーには要注意!タクシー業界のウラ用語
A.タクシー乗り場がお客さんで溢れ返っている状態
通勤・帰宅ラッシュの時間帯に電車の遅延などが起こると、駅のタクシー乗り場に人が殺到します。
タクシーが足りずに、お客さんが乗り場にずらりと並んでいる状態を「神立ち」と呼びます。溢れ返った人々がタクシーへ殺到する様子を「ゾンビ」と呼ぶことも。
運転手にとっては、いくらでもお客さんがいるラッキーな状態。無線で情報を取得し、喜び勇んでタクシー乗り場へ駆けつけます。
しかし、駅へ向かっている途中に手を挙げているお客さんを発見。止まってみると、ワンメーターの近距離、しかも「神立ち」が起こっている駅とは逆方向! このような状況を「流れ弾に当たる」と言って運転手は嘆きます。
「どんな近距離でも客は客でしょ!」というのは正論ですが、運転手としてはやはり「あ~、運が悪い」と思ってしまうのが本音なのです。
<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/横山あみ(SPA!DOL)>