iPhoneの新機能が話題「iOS 16」の特徴。ただ、アップデートを“待つべき人”も
「メッセージ」は編集・取り消しが可能に
さらに、標準の「メッセージ」アプリでは、送信後一定時間内であれば、メッセージの編集および送信取り消しが可能になった。
送信済みのメッセージを長押しすると表示さるメニューで「編集」を選ぶと編集可能な状態になる。編集履歴は相手・自分ともに見られる状態で残る。メッセージ下部に「編集済み」の文字が表示され、タップすると修正前のメッセージが表示される。
メッセージを削除する場合は、長押しメニューから「送信を取り消す」を選ぶ。すると、メッセージの吹き出しが弾け飛ぶようなアニメーションと共にメッセージが消える。
しかし、「メッセージの送信を取り消しました」の表示は残り、何かしらのメッセージを取り消したことは相手にわかってしまうため、完全に「なかったこと」にできるわけではない。この辺りは、LINEの送信取り消し機能と同様だ。
便利ではあるが、相手を選んで使う必要が
メッセージの編集および送信取り消しが行えるのは、iOS 16にアップデート済みのiPhoneユーザー同士でのやりとりに限られる。
「メッセージ」アプリでは、相手がAndroidユーザーの場合は自分の吹き出しが緑色で表示されるが、この場合はこれらの機能は使用できない。
また、iPhoneユーザー宛てであっても、iOS16へのアップデートをしていない場合、編集内容が新たなメッセージとして送信されてしまったり、自分の側で取り消しを行っても、相手の画面にはメッセージが残ってしまうので注意が必要だ。