てんやの「国産秋天丼」の牡蠣が絶品だった。追加注文すべき250円の逸品も
今年は、傑作。
食欲の秋はじまる。外食やデリバリーの料理を見てみると、秋らしい旬の食材をたっぷり使った“季節限定メニュー”が続々登場しています。
その中でも私が特に気になったのが、9月5日に販売開始された天丼専門店「てんや」の「国産秋天丼」(890円)。2020年から続く季節限定商品で、国産にこだわった野菜や魚介類をこれでもかと集めた珠玉の天丼なんです。さてさて今年のお味は……。
3年目の「国産秋天丼」の具材は
そこで今回は、てんやの「国産秋天丼2022年バージョン」を実食。今年は昨年・一昨年以上に素晴らしい味わいだったので、その魅力を紹介していきたいと思います。
まずは具材の説明から。今年は、播磨灘産「牡蠣」、三陸産「秋刀魚」、「まいたけ」、「国産野菜のかき揚げ(かぼちゃ・ごぼう・山形県産秘伝豆)」の5種。揚げたての天ぷらが甘辛天つゆにしっかりからまった状態で盛り付けられていて、付け合わせには野沢菜がたっぷり添えられています。
秘伝豆とは、岩手県を起点に東北エリアで栽培されている希少な大豆。今回使われている秘伝豆の産地である山形では茶豆が有名ですが、秘伝豆は青豆の一種。大粒で香りがよく、甘味も強いのが特徴です。
今年の注目食材は…?
ちなみに昨年の具材は、播磨灘産牡蠣・青森県むらさいきいか・まいたけ・秋味のかき揚げ(かぼちゃ・さつまいも・銀杏)。一昨年は、播磨灘産牡蠣・椎茸・まいたけ・秋味のかき揚げ(かぼちゃ・ごぼう・銀杏)でした。今年は「さんま」が加わることで秋らしさがパワーアップしています。
それでは実食していくことにしましょう。