真面目すぎる性格が仇に…「女性経験ゼロ」30歳男性、婚約までの苦難の道
1人で考え込んでしまうと最悪の状況に
「恋愛経験がないため不安が多い」とのことで、マサヒコさんはトモコさんとの状況についてこまめに連絡くださっていました。実はこれ、とても大切です。活動に自信があるない関係なく、相談や状況の共有は、私たちアドバイザーに限らず、信頼できる友人や同僚などにも積極的にしておくと良いでしょう。
会員のなかには、交際相手との連絡が1週間程途切れてしまってから「どうしましょう」と相談くださる方、1人で考え込んでしまって良くない方向に考えがいってしまう方も多いです。人の気持ちはいったん離れてしまうと、元通りにするのは本当に難しいです。
お互いに何かモヤモヤするものがあって気持ちが揺れ動いている状態であれば、その絡まりをほぐすことさえできればご縁の糸は真っすぐ繋がった状態に戻ります。そのお手伝いをアドバイザーがしているので、案外話してみるとスッキリすることもあります。
コロナ禍で行動が制限される中では「直接会えないので、気持ちが離れてしまうのではないか不安」という声をよくいただきました。マサヒコさんからも同じような相談をいただき、テレビ電話で直接お話しすることを提案するも、「お相手が慣れていなかったら、負担になった……」など不安ばかりで声をかけられずにいました。
自分が変わることで世界が変わる!?
しかしここは案ずるより産むが易し、「会いたいのであればオンラインで顔が見たいという気持ちを伝えましょう」と半ば強引に背中を押しました。マサヒコさんも思い切ってトモコさんに気持ちを伝え、トモコさんはオンラインで会えることをとても喜んでくださったそうです。
結果的にオンラインが2人のコミュニケーション手段となり、トモコさんから見ても提案して引っ張っていってくれるマサヒコさんは“頼れる男性”になりました。マサヒコさんはトモコさんとオンラインでコミュニケーションをとりながらゆっくりとご縁を深めていかれました。そして、活動を始めて12か月、お二人は無事婚約をされました。
「正直なところ、はじめた当初は自分が結婚できるとは思っていませんでした。時間はかかりましたが、婚活を経て自分も良い方向に変われたと思うので、これからもトモコさんとさまざまなことを話し合いながら歩んでいきたいと思います」
マサヒコさんからは卒業時にこのような言葉をいただきました。入会当初、自分に自信を持てなかったのがウソのように、トモコさんを支え、リードするマサヒコさんの姿がそこにはありました。いかがでしたでしょうか? プロフィール写真にこだわる、自分の言葉で相手に伝える、相談や状況の共有をこまめに、これらのポイントをぜひ参考にしてみてください。
<TEXT/エン婚活エージェントのハヤシ>