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スルガ銀行不正融資の「偽装スキーム」不動産のプロはこう読み解く #全宅ツイ

ビジネス

<麻生専務がドアの保護材がついていることについて「住人が変わったらドアを変えるからだ」と説明したことなどから(鍵を変えることはあってもドアを変えるとは思われない)、これはおかしいという認識・雰囲気となった(社長、柳沢常務の供述)。この時から、営業一辺倒の風向きが変わり始めたという。>(P234より)

<米山社長は、インタビューに際して、次の通り発言している。「(中略)彼(注:営業本部首都圏営業部副部長)が「それは迂回です」って言ったところで、何やってんだお前らって話になって。そこでおかしいぞってなってったんですね。

あと、空いてるっていうのについての説明。本当にそうなのかっていうことで、聞いて。電気も回ってないって、それは入ってないからってだけなんで、だったら、なんでその、入口にこんなバッテンしてあるとか、ポストに蓋をしてあるとかって変じゃねえかって話をしたときに、「いや、それは入口がしょっちゅう替えるんです」って言ったんですね。ドアを。なんでって言ったら、「中の人が変わったら替える」って。それはおかしいだろと。普通、鍵を替えるだろと、それだったら。百歩譲ってと。ドア替えねえだろって。「ドアも替えることあります」って言うから、お前、うそ言ってるだろって言って、そのへんから、なんかうそ言ってねえかって話になってきたのがその頃でしたね。」>(P250注釈より)

どエンド:追い込まれた麻生さんが支離滅裂な言い訳を始める名シーンですね。これって、建物が竣工してもドアの養生が外されず、ずっと放置されてるってことですよね。

かずお:「これはおかしいという認識・雰囲気」会議室の空気wwww。

どエンド:スルガ銀行は、この時の会議室の空気を缶詰にして売ってほしい。

あくの:辻褄がここまで崩壊してるのに気づいてないのって、一体なんなんすかね。

かずお:これ、完全に破綻してるんだけど、行員全員が悪事に関わっててそれ認識しているから誰も修正できないって、企業統治としてスゴい状態ですよね。

スルガと業者のすさまじい一体感

報告書

※画像はイメージです(以下同じ)

グル:それにしても、「鍵を変えることはあってもドアを変えるとは思われない」って間抜けな注釈を、タイムチャージ10万円/時間 超える弁護士先生が真面目に書いてると思うと、超たのしい。

かずお:あと「ムニュムニュムニュ」もかわいいですよね。

<この会話は議事録には書いていない。当委員会の調査に対して、スルガ銀行では取締役会、経営会議、執行会議、その他の会議で録音をとっていないという回答であり、音声で確認ができない。この点、柳沢常務はヒアリングで、「議事録を書いた人に、これは何か意図があるんですか、ないんですかって言ったんですけど、ムニュムニュムニュって言って。」と答えている。>(P234注釈より)

かずお:それにしても今回、スルガ行員と業者は完全にチームになってましたよね。彼らの敵は審査部と買主だったのかもw

どエンド:スルガ銀行側でまだ周知されてない新審査ルールを、なぜか業者側から銀行員が教えてもらってる、というのもありましたね。やっぱりノルマに追われると、さっさと買わない買主は倒すべき敵に見えてくるもんなんですか?

かずお:とりあえず、なんとしてでも自宅に上がって「なぁあ!!」(クロージングのこと)したくなりますね。

どエンド:wwやめてください。目だけ笑ってない笑顔で、いよいよクロージングに切り替わるあの感じ、ほんとやられる側はイヤなんですよ!

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