今日ももぐらは遅刻!空気階段が語る、原点は「ドキュメンタリー」
今もやっぱり、一番やりたいのはライブ
──コントや単独公演というくくりで、何かやりたいことや目指しているものはありますか?
水川:見に来てくれたお客さんに、その年で一番面白いものが披露できれば、それが一番いいです。できるだけたくさんの人に届けたい。今もやっぱり、一番やりたいのはライブですね。
鈴木:僕はチケットというものがすごく好きで。ただの一枚の紙を3000円とかで買って、「持っている人だけ堂々と入ってください、持ってない人はダメです」なんて、大人の秘密の塊みたいな券じゃないですか。
チケット持っている人しか入れない場所も好きで。ライブ会場に行くと、チケットを持っている人たちがいっぱいいて、仕事がある人、休みの人、友達と来てる人、いろんな人がいて、共通点は一つ、チケットを持っていることだけ。あの場所を自分が提供できたら、そんなうれしいことはないです。
<取材・文/小西 麗 撮影/鈴木大喜 小林恵里>
【空気階段】
1987年生まれ、千葉県出身の鈴木もぐらと、1990年生まれ、岡山県出身の水川かたまりが2012年に結成したお笑いコンビ。DVD『空気階段 単独公演「fart」』が発売中。番組初の公式本『TBSラジオ「空気階段の踊り場」公式本2017-2021』が発売