ロバート秋山竜次が明かす「テレビでできないネタ」に挑戦する“喜び”
「できるもの」と「できないもの」
――キャラクターを考える時、「これはできそう、できなさそう」って、あるんですか?
秋山:いや、全っ然ありますよ!
これまで見たことがある職業なら、自分とかけ離れたやつでもやりやすいですね。やっぱり自分に引き出しがあるなっていうキャラを選んでいるので。だから、よくわかんない格好して、カツラをつけたところで、何も出ない。
――じゃあ、全く見たことがないものは……。
秋山:見てない人は難しいですね。キッズ動画くりえいたぁの「タネちゃん」とか、You Tubeをバーっと見て、こういう感じの人が多いなあ、みたいなイメージだけで言ってるので、あんまりしゃべりを深く言うのは難しいですよね。……でも、もう全部適当に言えるかなあ(笑)。だって、別に「答え」はないので。一方的な決めつけなので(笑)。
実はハードルが高かったキャラクターは
――vol.4でいちばん苦労したものは、何でしたか?
秋山:童謡詩人の「石丸ツワノ」ですね。おばあちゃんって、どうしてもコントっぽくなりそうな気がして、実はハードルが高かったんです。ロバートのコントでおばあちゃんぽく見えるのはいいんですけど、「クリエイターズ・ファイル」では、マジでおばあちゃんに見えなくちゃいけない。